イヌサフランの食中毒の症状は?治療方法は?予防策の豆知識

イヌサフランの食中毒の症状は?

毒があるイヌサフランをギョウジャニンニクと間違えて食べて食中毒症状を起こしたニュースがヤフーでも紹介されました。

イヌサフランの食中毒は症例は少ないですが、起こっています。

恐ろしいのは致死量を超えると死亡することがある点です。

イヌサフランの食中毒の症状や治療方法、予防策の豆知識についてまとめました。

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イヌサフランの食中毒の症状は?

イヌサフランはユリ科のユリ科の有毒植物です。
秋には美しい花がさくことから観賞用としても売られています。

毒の成分はコルヒチンで、イヌサフランの葉や種子、球根など全体にあります。

毒性があるコルヒチンですが、痛風の薬としても評価が高い面もあります。

イヌサフランの食中毒症状はいつから出る?

潜伏期間は摂取後3~6時間ほどで、その後に発症をします。

症状は嘔吐、腹痛、下痢などから始まり、症状が重い場合には血圧低下、腎機能不全、呼吸困難などを引き起こし最悪は死に至ることがあります。

症状が重いというのはイヌサフランを食べた量によります。

イヌサフラン1株あたり地上部で1.0~1.5mgの毒のコルヒチンを含有しています。
致死量は体重60 kgの人で約5株、コルヒチン摂取が5.16mgほどとなります。

イヌサフランの食中毒の治療方法は?

胃の洗浄、食べた物の吸引を行います。

活性炭の投与も有効

輸液やカリウムの投与。
出血が止まりにくくなる凝固因子の欠乏には、ビタミンKや新鮮凍結血漿等の投与。

急性呼吸不全には気道を確保し、酸素吸入を行う。

その他出血、感染、疼痛等には対症療法を行う。

参考:http://www.kegg.jp/

毒を体の中から早い時間に取り除くことを徹底することで症状を軽減できます。

摂取して10日後には臓器の障害が回復に向かいます。
脱毛の症状が見られ、約1か月ほどで発毛が開始されます。

イヌサフランの食中毒を予防策の豆知識

身近な食材とよく似ている為、十分に注意するのが予防になります。

イヌサフランは観賞用として「コルチカム」という名前で球根が販売されていて、簡単に手に入りますが、自生もしています。
その自生の区域は日本全国ということです。

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関西在住の筆者は見たことがありません--;
食中毒の発症事例の場所を確認したら、北海道、石川県、山形県などで北陸より北の地区に集中しているようです。

関西より西の地区には食中毒になった事例はありませんが、やはり注意が必要です。
知らないものは食べないことが一番いいですね。

今回食中毒になったのはギョウジャニンニクと間違えたのが原因です。
イヌサフランとギョウジャニンニクは葉っぱの形がよく似ていたために起こりました。

しかし、見分けるための違いもあります。
ギョウジャニンニクとイヌサフランの違いは臭いと茎の色です。

ギョウジャニンニクはニンニクの臭いがしますが、イヌサフランは無臭です。

ギョウジャニンニクの茎に赤い薄皮がついています。
この薄膜を取り除いてもうっすらと赤みがあるのでこれが目印になります。
イヌサフランの茎に赤みはありません。

その他、今まで食中毒になった事例には、球根をジャガイモやタマネギ、ミョウガと間違えたようです。

イヌサフランは茹でると茹で汁にまで毒素が出ます。
また油で揚げても油にも毒素がでます。

熱湯で茹でても毒素がイヌサフランからなくなったりはしません。

間違わない為には食用の植物と同じ場所に植えない、テーブルに置かないなどの予防策が大事です。
特に判断がつかないお年寄りや子供には注意が必要です。

また犬がイヌサフランの球根を食べて死亡した例もあります。

犬にも誤食しないように犬のテリトリーには植えないように注意が必要です。

まとめ

イヌサフランなどの高等植物による食中毒は4月5月に多く発生しています。
草木が芽吹く時期と重なるためだと思います。

イヌサフランの他にも毒をもつ植物があります。

山菜取りに行く場合には、知識が豊富な人と一緒に行動をするか、もしくはむやみに食べないことも食中毒を起こさないための予防策になります。

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