O157の食中毒の治療の方法は?後遺症の症状や予防対策について

O157の食中毒の治療の方法は?

夏場に起こる食中毒で注意しなければならないのがO157です。

O157は感染力が非常に強いだけに子供やお年寄りなどが重症になりやすいことも心配材料です。

O157になった時の治療や後遺症の症状や予防対策についてまとめました。

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O157の食中毒の治療の方法は?

O157は人の腸管に感染をして、腸管内で増殖をします。

O157が怖い理由はベロ毒素と呼ばれる強い毒素を産生するためです。
抵抗力が弱い子供や老人などは溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの合併症を併発することもあります。

病院での治療は、菌を増やさない為に抗生物質の点滴や、飲み薬の抗生物質や解熱剤、調腸剤などが処方させれます。

症状が回復するまでは安静にしていることが大事です。
下痢に伴う脱水症状を起こさない為に水分の補給は十分におこなってください。

重度の症状でなければ、一般的には約10日ほどで症状は治まります。

O157が原因の食中毒と判断するには

O157の食中毒かどうかは検便でわかります。

感染しても毒素を産生しないものなら体力がある年代の人なら自然に治癒する事もありますが、毒素の産生があれば病院での適切な治療を受けない場合は死に至ることもあります。

O157の食中毒になった場合には腹痛と水様性の下痢を伴います。
真っ赤な血便がでるのが大きな特徴です。

その他、吐き気や熱がでることもあります。

血便がでる理由はベロ毒素が腸の粘膜に障害を引き起こす為です。

下痢症状を和らげるために自己判断で下痢止めを飲むのは危険です。
下痢で菌を排出しているのを止めることになり、病状が悪化することもあります。

O157の後遺症の症状について

O157は合併症を併発した重症の場合には後遺症を伴うこともあります。
抵抗力の弱い子供は特に後遺症の注意が必要です。

O157により産生されたベロ毒素が血液中に取り込まれて、血球や腎臓の尿細管細胞が破壊して腎臓の機能が低下します。
尿量の異常や腎性高血圧などの症状がみられます。

腎性高血圧が原因して脳出血などを引き起こすことがあります。
※小学生の時に発症したO157の後遺症により19年後に脳出血で亡くなられた人もいます。

後遺症による影響を避けるために定期的に検査を続ける必要があります。
検査をすることで数値に変化があれば即座に治療できます。

O157の食中毒を予防対策について

O157は牛などの大腸の常在菌です。

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熱に弱く加熱すれば容易に死滅させることができます。

O157は75度で1分の加熱、ベロ毒素は80度で10分の加熱で死滅させられます。
殺菌消毒も有効な手段です。

O157の発症が多い時期は初夏から秋にかけての高温多湿の頃です。
その時期にはちょうど暑さや湿気から夏バテなどで疲労が蓄積されていることが多いです。

体は抵抗力が低下していて感染しやすい状況にもなっています。
充分な睡眠とバランスの良い食事で健康を維持することで、発症しても大事にならないよう予防もできます。

日々の買い物ではスーパーで購入した要冷蔵や要冷凍食品は持ち帰ったらすぐに冷蔵庫へいれる習慣にしましょう。

生もの(卵、肉、魚)の保管はビニール袋へ入れ、他の食材に直接触れないようにする。
また、なるべく早く十分に加熱をして食べることです。

野菜もよく洗ってから食べます。
カット野菜もカットした部分はそぎ落としてから使うといいです。

屋外でバーベキューをしたり焼き肉店で焼肉を食べる時等、生肉をつかむ箸と焼けた肉を食べる箸は必ず分けましょう。

バーベキュー用の生肉や食材を運ぶ時も高温にならないように充分注意しましょう。
その時も生肉と野菜などは別々に分けて保冷ケースにいれるなどの対策をしてください。

屋外では水が汚染されていることもあります。
井戸水や生水も飲まないようにしましょう。

手洗いの徹底や調理器具の消毒、殺菌を徹底させましょう。

O157は死滅させるのは簡単なのですが、感染力は非常に強いです。

家族がO157の食中毒になった場合には便にO157の菌が混じっています。
便の処理には必ずビニール手袋などを使い素手ではしないでくさい。

その便が手について口から菌が侵入し感染するおそれもあります。

便座トイレの殺菌や消毒は必要です。
水を流すレバーやドアノブなども消毒します。

またタオルの共有やお風呂の湯からも感染することがあります。
タオルは漂白殺菌をしたり、お風呂の湯も抜いて湯船などの殺菌消毒が必要です。
入浴は家族が入った一番後にしてもらうといいです。

まとめ

O157は潜伏期間が4~8日と長いです。
その間に二次感染をすることもあります。

家庭で調理するときは十分な加熱処理をしてから食べることを心がけたいですね。

また調理器具ですが、鍋の取っ手部分や包丁の柄は洗うのをつい怠りがちです。

そういったところに菌が潜んでいるかもしれません。

食中毒にならないためにも徹底して清潔を心がけたいですね。

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