赤ちゃんが蜂蜜をなめた処置は?母乳からの影響は?いつから食べていいの?

赤ちゃんが蜂蜜をなめた処置は?

蜂蜜にはビタミンやミネラルなど、沢山の栄養分が含まれており、健康面や美容面にも効果が大きいといわれていますす。

しかし、その蜂蜜も生後1年未満の赤ちゃんにはまったく別の危険があります。

母子手帳にも、蜂蜜のラベルにも注意書きとして「乳児には与えないでください」との記載もあります。

万が一、赤ちゃんが間違ってなめてしまった時の処置や母乳からの影響、いつから食べていいのかをまとめました。

SPONSORED LINK
  

赤ちゃんが蜂蜜をなめたら、処置は?

赤ちゃんに蜂蜜を与えてはだめな理由は乳児ボツリヌス症を発症する危険性があるからです。

蜂蜜に混入したボツリヌス菌を生後一年未満のあかちゃんが食べたりなめたりすることで体内に入り、腸内で発芽し数を増やします。その結果毒素により乳児ボツリヌス症を発症をします。

行政からは約30年前の1987年10月に1歳未満の乳児に蜂蜜を与えないようにという通達が各都道府県にありました。

万が一なめた場合、受診するなら小児科または内科を受診してください。
乳児ボツリヌス症を発症したら便に菌が付着しているため便の検査でわかります。

なめた量が少量だった場合に、様子を見るなら次の症状に気を付けてください。
・便秘
・下痢

乳児ボツリヌス症の潜伏期間は3~30日です。

※先日乳児ボツリヌス症で亡くなった赤ちゃんはお母さんが朝晩の離乳飲料として定期的にジュースに蜂蜜をまぜて(1日約10g)飲ませていたようです。
与えた期間はけいれんや呼吸不全を起こし病院に搬送されるまでの約1か月間ということです。

こうなるとうっかりなめたというのと量からしてちがいますね。

乳児ボツリヌス症の詳しい症状

潜伏期間後突然便秘になり、それが数日続いて筋肉の緊張が低下したり反応を示さなくなる状態になることがあります。
呼吸麻痺がおき、鳴き声も小さくなって、母乳を吸う力も弱くなります。

重症になると、顔にも表情がなくなり光に対する反応も遅くなるり、最悪死に至ることもあります。

また、ボツリヌス症は飲食物を介して人に感染するため、4類感染症に定められており診断した医師は保健所に届け出る必要があります。

SPONSORED LINK

日本での発症は、1986年に国内初めての乳児ボツリヌス症が確認されて2016年3月までに32例の報告があります。しかし、死亡したのは初めてということです。

ボツリヌス菌の危険性がある食品
蜂蜜以外にもボツリヌス菌が含まれている可能性がある食品として、黒糖、コーンシロップ、自家野菜ジュース、井戸水などは与えないように気を付けてください。

以外と見落としがちなのが原材料に蜂蜜が使用されたスイーツ類、、パン、ジュースなどです。

ボツリヌス菌は熱に強く100度なら6時間以上の加熱が必要と、なかなか死滅しません。
乳幼児の離乳食を大人と同じ感覚でたべさせにないように注意しましょう。

しかし、すべての蜂蜜にボツリヌス菌が含まれているというものでもないのです。輸入のはちみつにい多いようです。

赤ちゃんに蜂蜜、母乳からの影響は?

母乳を与えている期間であってもお母さんが蜂蜜を食べても全く心配はいりません。

赤ちゃんは腸内細菌が未熟な為ボツリヌス菌の感染に対する抵抗力がなく腸内で増殖して危険とされていますが、大人の場合はまったくちがいます。

万が一ボツリヌス菌が混入している蜂蜜であっても大人は腸内で菌を消化処理することができるので母乳への影響はまったくありません。

赤ちゃんは蜂蜜をいつから食べられるの?

1歳を過ぎるころには赤ちゃんの腸内環境も整いボツリヌス菌に対する抵抗力も備わります。

1歳を過ぎたらは大人と同じで蜂蜜は体に良い食べ物の一つになります。

乳児ボツリヌス症は一歳未満の赤ちゃんのお腹の中で増殖して問題を起こす疾病ですから今後は発症の心配いりませんが、一般的なボツリヌス菌による食中毒とはまた別物です。

これは私たち大人も同様の危険性と隣り合わせということも頭にいれておきましょう。

ボツリヌス菌は土の中や川、海、家の中の埃、風呂場など自然界のどこでもある菌です。
ボツリヌス菌に汚染された食品を食べた後に起こす可能性があります。

過去にニュースになったボツリヌス菌の食中毒の原因食品
・いずし
・からしれんこん
・輸入の瓶詰グリーンオリーブの塩漬けなど、

※頻繁に起こってはないようです。

まとめ

蜂蜜で赤ちゃんが亡くなったというニュースで日本中に衝撃が走りましたが、蜂蜜を赤ちゃんに食べさせてはいけないことを知らなかったというのも気の毒です。

今一度、母子手帳や離乳食の本を読まれて確認しておきましょう。

また、ハイハイを始める頃にはテーブルの上などに危険を伴う食べ物を置かないようにも気を付けたいですね。


SPONSORED LINK

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする